2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「全球及び日本域150年連続実験データ」を可視化する その4―統合プログラム全球60km150年連続実験データを入手しQGIS上でアニメーション表示する

はじめに 「全球及び日本域150年連続実験データ」は1950 年から 2099 年までの連続した 150 年のシミュレーション実験の出力データで、60km格子の全球気候情報と20km格子の日本域気候情報が公開されています。 60km格子の全球気候情報を用いることにより、世…

「全球及び日本域150年連続実験データ」を可視化する その3ー統合プログラム領域20km150年連続実験データの時系列データをQGISでアニメーション表示する。

はじめに 前回は、150年連続実験データの時系列データをgifアニメーションにする方法を紹介しました。 cci-labo.hateblo.jp ただ、やはり、興味のあるエリア(ROI)を拡大したり、動画を止めたり、ほかの情報と重ね合わせたい! それなら、時間軸を持ったnet…

気候予測データの解析環境を構築する。その6―Pythonライブラリ:Xarrayを導入する。

はじめに 前回、150年連続データセットのgifアニメーションを(力技で?)作成してみました cci-labo.hateblo.jp が、やはりQGIS上でアニメーションをぱたぱたさせたい!自分の住む地域を拡大してみてみたい!ということで、方法をさがしていたところ、以下…

「全球及び日本域150年連続実験データ」を可視化する その2ー統合プログラム領域20km150年連続実験データの時系列変化を可視化する。

はじめに 「全球及び日本域150年連続実験データ」は気候変動がいつの段階でどのくらいまで進むか?その時間推移を把握することができます。 その変化を視覚的に捉えるため、マップの時系列アニメーションを作成してみましょう。 時系列ラスタの作成 前回入手…

「全球及び日本域150年連続実験データ」を可視化する その1―統合プログラム領域20km150年連続実験データの入手とマップ化

はじめに 「全球及び日本域150年連続実験データ」は1950 年から 2099 年までの連続したシミュレーション実験の出力データで、60km格子の全球気候情報と20km格子の日本域気候情報が公開されています。 このデータを用いることにより。 ’20 世紀中頃から 21 世…

気候予測データの解析環境を構築する。その5―Docker-wgrib環境を構築する。

気候予測データの解析環境を構築する。その4―Docker-wgrib2環境を構築する。では、GRIB2形式を読み込むための環境を構築しました。 cci-labo.hateblo.jp 気候予測データセット(DS2022)の「全球及び日本域150年連続実験データ」はGRIB1形式で公開されてお…

「全球及び日本域気候予測データ」 創生・統合プログラム2km格子NHRCM日本域気候予測データを可視化する

はじめに 2㎞格子の日本域気候情報について、5㎞格子と同様にマップ化してみましょう。 データの入手 ここでは、シミュレーション上における1993年6月29日のデータを入手します。 ※あくまでも気候モデルシミュレーション上の日付なので、実際の1993年6月29…